今日は先週一週間かけて作ったシステムをアピールする日。
今日の出来次第でインターンの成績が決まるといっても過言ではない。
待合室にて。
ざわ
ざわ・・・
くそ! 静まれ! オレの心!
ざわつきすぎだよ!
嫌な予感しかしない・・・
だって、機能8つある中で、4つしか実装できてないんだよ。
マジへまったぜ~。
この間は7つ実装できたからまだBもらえたけどさー、
今回の4つってのは正直やばいだろ~。
前半ぐだぐだし過ぎたよなー。
コピペで何時間使ってんだよマジで。
んなこといったってコピペは必須作業だったんだよなー。
このバカモノ!他責はNGだろが!
だいじょうぶ。だいじょうぶ。
オレの半分は優しさでできてるんだから落ち着い・・・
「daichiさん」
「はい!」 (←スイッチオン)
案内されて、腰を下ろす。
「私は、中小企業をターゲットとした入試管理システムを製作いたしました。
そもそも入試の目的は何かをもう一度考えてみると・・・・・・
そのとき想定される問題点は・・・・・
一方、学生側は・・・・・・うんぬんかんぬんなわけです。
業務フローはチョメチョメ。
一般的な業務は・・・・・・(システム操作中)
このようにして、効率化されます。
しかし、本質的な問題はそれでは解決されません。
そこで、この○○機能です!!これにより、・・・・・・が解決されます!」
「ふ~ん。でも、○○な場合、これってダメだよね?」
うっ!
「たしかに、そうですね・・・。正直その点は考慮していませんでした。」
い、痛い!
その場でとりつくろえばよかった。次は言い返さねば!
「次に、△△機能です!!これにより・・・・・・です!」
「ほ~ん。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・」
コメントなしかYO!
身構えて損したぜチクショー!
「え、えー、次が、XX機能です!!!これでもうすんごいことになりますよ!」
「なるほど~。でもこれって使いづらいですね。」
え、えー!
機能には触れないのかYO!
そこか!そこなのかひっかかったのは!
「この課題では、時間が限られています。その中で、私は機能の中身に重点をおき、操作性は重要視しまんでした。なぜなら、機能のないシステムがいくら使いやすかった所で、何の意味もなさないと考えたからです。」
「そうですか・・・・・・」
うわー!すげぇ残念そうな顔してるYO!
やっちまったのか!
やっぱりやっちまったなおい!
「他にありますか?」(もう一人の面接官?に聞く)
「では、今後のキャリアプランはどのように考えていますか?」
「ゆくゆくは起業したいと考えています!!!!」
「へぇー・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・」
お前もかー!
聞いたんなら話広げてくれ!
「では、質問はありますか?」
終わりかー!
これで終わりなのか!
2,3質問して終了。
終わった・・・
ほらね? いったでしょ。
ざわざわしてるとろくな事ないんだよ。
みんなは対応良かったらしいね。
オレはもうダメみたいだよ・・・