いやぁ、前回は書きすぎてしまいました。


書きすぎて疲れてるんなら世話ないですよ。ほんとに。



このファイナンスは、自分の備忘録でもあるので、


相変わらず、つらつらいきますよ。




さてさて。


前回で、


投資は資産価値増大のためにおこなう。


リスク=リターン。


ってことをおさえたぞっと。




今回は投資対象の選び方。


現在価値と将来価値をおさえておこう。


ファイナンスの世界では、同じ100万円でも


現在の100万円と、1年後の100万円の価値は違うと考えます。


なぜか?


現在の100万円は、銀行に預けると金利がついて、(ここでは0.2%としてみる)


1年後には、100万2千円になるから。




できる限り現金は早めに受け取るほうがいいし、


遅めに支払うほうがお得なんですね。



だからといって、これを友人関係に持ち込んだ場合は、


金にルーズなやつとして扱われること間違いなしですが。




上の例の、1年後の金額100万2千円が将来価値。


現在の100万円が現在価値です。




それでは、1年後の100万円は現在ではいくら分の価値があるのか?


それは上の計算を逆にすることで求められます。


上の計算では、


現在の価値×(1+年利)=将来価値


1,000,000×1.002 = 1,002,000


でした。


今回は、上の関係式から現在価値を求めます。


現在価値=将来価値÷(1+年利)


998,003 = 1,000,000÷1.002


で、現在の価値は99万8003円です。




ほら!


現在の100万円と、1年後の100万円を


現在の価値で比較すると、


1年後の100万円のほうが価値が低いですよね。


だから、同じ100万円をもらうなら、


1年後にもらうよりも、現在もらったほうがお得なんです。





この関係を何か他に利用できないか。


この現在価値基準で投資すべきかしないべきかの判定ができそうです。


つまり、なんらかの投資によって得られる価値の現在価値が


投資しようしている価値より低ければ、それに投資すべきでないってことですね。




ふぅ~。


続きはまたあとで。